G2 Compositing Tools

合成作業は、本来シンプルであってほしいものです。ところが、リアリスティックな影を背景プレートに落とすような作業でさえ簡単とは言えません。そこで、G2の新機能として、この合成作業をもっと簡単に実行するための強力な補助ツールを幾つか開発しました。

G2は、Gaffer・Sasquatchでお馴染みの、Luminous Shadow Darkening (LSD)ツールを継承しています。この機能は、オブジェクトの影を背景画像に写りこませる作業を最も簡単に実行するツールとして6年以上変わらぬ支持を頂いています。G2のLSDそのものはほぼ同じ機能ですが、インタラクティブなプレビューと比較(Compare To)モードが利用出来る更に強力なツールになりました。

また、G2の合成ツールには、新PhotoMapping機能があります。LSDが背景画像に影を映りこませるのに対して、この機能はその逆を実行します。新しいライトを画像に追加します。PhotoMappingは、背景画像からハイライトと陰影をDe-Baking(LWのSurface Bakerの逆機能)し、イメージプロセッシング手法を使い元のサーフェイスの色を引き出します。LWのライトは、背景から陰影を写しこんだものではなく、この新しい陰影のサーフェイスの方に応えるのです。この結果、さらにLWのライトにナチュラルな反応をするようになります。

Film Grain(フィルム グレイン)デザイナーという合成ツールは、画像全体にフィルムノイズ効果を加える道具で、粒子(グレイン)を制御する多彩なコントロール群です。もちろんグレインの様子も完璧にリアルタイムプレビューします。現在でも、同じような効果をもつ製品が他社から単体で125ドルで販売されています。